こんにちは、ホーミー行政書士事務所です。今回はご自身で太陽光事業の名義変更を行おうと検討している皆様へ向けた内容です。
いただくお問合せの中に「自分でやろうとしたけど難しそうなので・・・」というフレーズをよく耳にします。実際、その通りで初見の方が太陽光の名義変更を行う事はとても難しいと思います。
理由としては
・提出書類が多い
・制度自体の把握が難しい
・専門用語が多い
・申請に必要な情報が不足している
など挙げていけばきりがありません。
私は太陽光名義変更を生業にしているため、申請ハードルが高いが為の利益を享受している訳ですが、全く初見のご自身で申請ができるかどうかという問題を客観的に評価してみました。 以下、設備ごとに個人的な評価を記載していきます。
【10kw以上の事業用設備の場合】→ほぼ不可能
10kw以上の設備の場合、10を超える関係法令の確認を行い、近隣住民への説明会やポスティングの後、膨大な書類を集めて申請を行う必要があります。この手続きだけでも3か月以上はかかる上に、審査自体も落とし穴が多すぎて我々プロでも苦戦を強いられます。10kw以上の申請は専門家にご相談をお願いします。
【10kw未満の家庭用・FIT設備の場合】→相当難しい
FIT期間中の設備の場合、事業用のものに比べれば簡易的ではありますが、それでもケアしなければならないポイントは膨大にあります。また事業譲渡の場合は前の所有者など関係者からの書類回収もあるため、合意形成を取った上で進めなければ申請受理までたどり着くのは難しいと思います。皆様の貴重な時間を費やす結果になるため、代行申請をご依頼いただく事をお勧めします。
【卒FIT設備の場合】→条件が揃えばできる!
卒FIT設備の名義変更は前述した申請に比べると、提出書類の量や必要項目の確認などは圧倒的に少ないため、本人で対応する事も頑張れば可能かと思います。ただそれには条件があり、今の事業者の事業者ID・PWと設備ID・需給電力開始の通知等、所有者情報と設備情報が揃っている事が前提です。ただ残念な事に、この情報が揃っているケースはほとんどないため、結果的には代行のご依頼を推奨という結論になります。
【結論:名義変更はスタートラインに立つまでが大変】
結果的に代行推奨になってしまいましたが、太陽光の名義変更を自身で行うには「制度の理解」をし、「申請ルールを理解」し、「関係者の合意形成を取った」上でやっとスタートラインに立てるため、皆様の貴重な時間をこの申請に費やす事はお勧めはできないというのが正直な思いです。相続や事業譲渡に伴う名義変更にお困りでしたら是非ともお問合せください。